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個人的におすすめなアルバムの紹介です(´∀`)


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Yancy Korossy『Identification』(MPS)

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01, All The Things You Are
02, Bye Bye Blackbird
03, Sorrow
04, Stella By Starlight
05, Identification
06, I Can't Give You Anything But Love
07, I'm On My Way
08, Stompin' At Savoy

Pf: Yancy Korossy
Bas: J.A.Rettenbacher
Drs: Charly Antolini
Recorded September 9th, 1969, Villingen, Germany

これはいろいろすごいアルバムだ。まず一枚のアルバムなのに様々なタイプの演奏が収録されていること。基本のハードバップをやったかと思えば8ビートでロックよりに、かと思えばフリーな演奏で壊れてみたり、Cannonballのバンドで演奏されるようなファンキーな曲もストライド風の曲も、というふうに守備範囲の広さを見せてくれる。
そしてノリがアメリカのジャズミュージシャンとはまったく異質だということ。三人ともがヨーロッパ出身ということでスウィング感が希薄で(悪い意味ではない)、4ビートの曲でもルーズな感じがせずむしろかっちりして鬼気迫る演奏に聴こえてしまう。それがこのアルバムの演奏を緊張感あるものにしているのだと思う。

「All The Things You Are」はかなりオーソドックスな演奏。でもやはりこの3人ならではというか、アメリカのミュージシャンにはないセンスが感じられるプレイ。結構ハード目にドライブしている。ベースソロかっこよい。
2曲目の「Bye Bye Blackbird」も1曲目と同じくオーソドックスな演奏。1曲目よりかはソフトでスウィングしてる・・・かな?対して4曲目の「Stella ~」は1曲目よりもアップテンポでハードな演奏。
3曲目「Sorrow」は8ビートのジャズロック風。けだるい感じがかっこいい。6曲目はストライド風、7曲目はファンキーな一曲で、Cannonballバンドの曲で有名な「Mercy, Mercy, Mercy」に似た感じの曲。
そして5曲目と8曲目はフリーです。このフリーの二曲を聴くとたぶんKorossyの得意とするのはこういう演奏なんだろうな、とわかるぐらいイキイキしたプレイを聴かせてくれる。

というふうに、悪く言うと節操の無いレパートリーでコンセプトがよくわからないアルバムだが、演奏内容はどの曲も素晴らしく、そんじょそこらの作品では聴けない演奏のオンパレード。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
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